虚空の討伐戦ステージ15においては定番アタッカーとして『どり~むフュージョン!』の天下がしばらく続くのではないかと予想していましたが、10月29日(金)16:00より開催された「ハッピーハロウィンコレクションガチャ」にて、また新たに有力な戦衣が登場しました。
だんだん複雑になってきて今までの手法が通用しなくなりつつあるような気がしますが、 今回もいつものように新戦衣『霊幻ノ使』について考察してみたいと思います。
霊幻ノ使+4
戦衣詳細
デッキに配置したときの数値は以下の通り。
HP | 11,521 |
ATK | 66,974.34 |
DEF | +42% |
SPD | 1170 |
クリダメ | +10% |
最大行動回数 | 14 |
もう一見してATKが高過ぎ&HPが低過ぎ、クリダメも付いていて攻撃全振りな印象ですよね。
これだとアシストでかなりHPやDEFを盛らないとステージ15を最後まで生き残るのは難しそう。
スキルで何とか凌げるのか??
スキル1【チャージ1】
- 敵に闇属性ダメージ(2.1倍)
- 70%の確率で自身の回復量↑(40%)(有効T1)
回復量↑
回復量↑は下記スキル2の再生の回復量には影響を与えない模様。
恩恵があるのは他戦衣による回復スキルだけのようです。
スキル2【チャージ3】
- DEF無視の闇属性ダメージ(1.5倍)
敵死亡時に自身に不死付与(1)(有効T2)(※虚空15では無意味)- クリティカル発動時に自身に再生付与(最大HPの10%)(有効T2)
再生
再生の有効ターンは2となっていますが、スキル使用時にも再生が発動。
これは他の再生持ち戦衣の挙動も同様のようです。
その後2ターン、行動後に再生が発動するので計3回の発動になります。
これはかなり心強いですね!
スキル3【自動発動】
- 最大HPの50%以下の時、1度だけ自身に不死付与(1)(有効T3)
自身のATK↑(50%)(有効T3)
自身のクリ率↑(100%)(有効T3) - 自身に付与された不死の有効ターン終了時に自身のATK↑(70%)(有効T3)
自身のクリ率↑(100%)(有効T3)
これなんですが、どう言う訳か一つ目の「最大HPの50%以下の時~」が発動しない場合があるようです。
発動したらしたで3項目全ての有効ターンが4だったり、ちょっとよくわかりません。
『どり~むフュージョン!』のスキル3と同様、バフの重ね掛けは有効のようです。
不死
不死(1)はHPが0になる攻撃を食らっても、戦闘不能にならずに一度だけふんばります。
この時のHPはおそらく1ですかね。
不死(2)なら二度ふんばります。
タオの20ターン目の即死攻撃にも耐えちゃうので、そこからもう1ターン攻撃が出来たりします。
その後は全滅するまでタオの攻撃が止まらないため、それ以上は行動できないようです。
スキル使用順序
これだともう『霊幻ノ使い』に関しては完全にオートで問題ないですかね。
突き詰めるとヒーラーは手動が望ましいとは思います。
一戦におけるダメージ量
それでは今回もいつも通りの”雑な”計算をして数値化していきます。
実際のゲーム内でこちらの計算通りのダメージが出るわけではないので、そこは参考程度に考えてくださいね。
CASE1 スキル3が発動しない場合
通常攻撃 | ATK66,974.34 × 3回 | 200,923.02 |
スキル1 | ATK66,974.34 × 2.1倍 × 7回 | 984,522.798 |
スキル2 | ATK66,974.34 × 1.5倍 × 4回 | 401,846.04 (DEF無視) |
CASE1結果
通常ダメージ:200,923.02 + 984,522.798 = 1,185,445.818
DEF無視ダメージ: 401,846.04
通常 | DEF無視補正 (×3.2) | 計 | |
どり~むフュージョン! (春色バリア付き) | 446,063.464 | 2,487,759.66208 | 2,933,823.12608 |
霊幻ノ使(CASE1) | 1,185,445.818 | 1,285,907.328 | 2,471,353.146 |
どり~むフュージョン! | 282,203.416 | 1,998,364.31872 | 2,280,567.73472 |
メディスン・エクスト | 1,242,383.34 | 939,693.5808 | 2,182,076.9208 |
ATKが図抜けているだけあって、やはりかなりの高ポイントとなりました。
CASE2 スキル3「自身のHP~」が発動した場合
仮に上図ピンクのところでバフが乗った場合を考えてみます。
通常攻撃 | ATK66,974.34 × 2回 = 133,948.68 ATK66,974.34 ×1.5倍 × 1回 = 100,461.51 | 234,410.19 |
スキル1 | ATK66,974.34 × 2.1倍 × 5回 = 703,230.57 ATK66,974.34 × 1.5倍 × 2.1倍 × 2回 = 421938.342 | 1,125,168.912 |
スキル2 | ATK66,974.34 × 1.5倍 × 3回 = 301,384.53 ATK66,974.34 × 1.5倍 ×1.5倍 × 1回 = 150692.265 | 452076.795 (DEF無視) |
CASE2結果
通常ダメージ:234,410.19 + 1,125,168.912 = 1,359,579.102
DEF無視ダメージ:452,076.795
通常 | DEF無視補正 (×3.2) | 計 | |
どり~むフュージョン! (春色バリア付き) | 446,063.464 | 2,487,759.66208 | 2,933,823.12608 |
霊幻ノ使(CASE2) | 1,359,579.102 | 1446645.744 | 2806224.846 |
霊幻ノ使(CASE1) | 1,185,445.818 | 1,285,907.328 | 2,471,353.146 |
どり~むフュージョン! | 282,203.416 | 1,998,364.31872 | 2,280,567.73472 |
メディスン・エクスト | 1,242,383.34 | 939,693.5808 | 2,182,076.9208 |
CASE3 『ダーリン・ハンター』を編成
最後にヒーラーに闇属性回復型戦衣『ダーリン・ハンター』を編成した場合を見ていきます。
『霊幻ノ使』が不死でバフが乗るなら、味方全体に不死を付与する『ダーリン・ハンター』を編成しないわけにはいかないですね!
『ダーリン・ハンター』は+4でも唯一の回復スキルであるスキル3のチャージが5とやや長めなのが不安材料ですが、回復型ながらDEF無視攻撃スキルを持つなかなか強力な戦衣です。
実際にはこれだとなかなか回復が間に合わないと思いますが、仮にこのように行動した場合を考えてみます。
通常攻撃 | ATK66,974.34 × 3回 | 200,923.02 |
スキル1 | ATK66,974.34 × 2.1倍 × 3回 = 421,938.342 ATK66,974.34 × 1.7倍 × 2.1倍 × 4回 = 956393.5752 | 1,378,331.9172 |
スキル2 | ATK66,974.34 × 1.5倍 × 2回 = 200923.02 ATK66,974.34 × 1.7倍 ×1.5倍 × 2回 = 341569.134 | 542492.154 (DEF無視) |
CASE3結果
通常ダメージ:200,923.02 + 1,378,331.9172 = 1,579,254.9372
DEF無視ダメージ:542,492.154
通常 | DEF無視補正 (×3.2) | 計 | |
霊幻ノ使(CASE3) | 1,579,254.9372 | 1,735,974.8928 | 3,315,229.83 |
どり~むフュージョン! (春色バリア付き) | 446,063.464 | 2,487,759.66208 | 2,933,823.12608 |
霊幻ノ使(CASE2) | 1,359,579.102 | 1446645.744 | 2806224.846 |
霊幻ノ使(CASE1) | 1,185,445.818 | 1,285,907.328 | 2,471,353.146 |
どり~むフュージョン! | 282,203.416 | 1,998,364.31872 | 2,280,567.73472 |
メディスン・エクスト | 1,242,383.34 | 939,693.5808 | 2,182,076.9208 |
ここでは『ダーリン・ハンター』のスキル3を2回発動の場合を見てきましたが、『霊幻ノ使』のアシスト次第ではありますが、実際にはそれでは回復が間に合わない可能性が高い気がします。
ただ、ここから スキル3の「自身のHP~」が発動した場合 、さらにポイントが加算されるので、最後まで落とされることなく完走できるなら、さらなる高ポイントを叩き出せるはずです。
まとめ
『霊幻ノ使』+『ダーリン・ハンター』編成は最後まで生き残れるなら、『どり~むフュージョン!』+『春色コーデ』を上回る高ポイントが期待できます。
ですがやはり防御面での不安は大きいです。
序盤早々に落とされる可能性もあり、鉄壁盤石の 『どり~むフュージョン!』 +『春色コーデ』と比較すると危ない橋を渡る感じですかね。
前回の虚空でテストプレイをしたところでは、意外にも序盤に危ない場面が多発する印象でした。
前述の通りスキル3の 「最大HPの50%以下 ~」が発動しない場合があり、一人に集中攻撃を食らうと落とされてしまいそう。
バフによりクリ率↑100%が発動されることから、序盤の3ターンは捨てて、アシストによるクリ率↑を放棄する編成も有効か?
バフの重ね掛けが可能なことから、もしかしたら 『霊幻ノ使』×2『ダーリン・ハンター』×2という編成も有効なのかもしれません。
私としては今のところですが、次回虚空は霊幻編成で臨むつもりでいます。
当日ヘタれるかもですがw
結果はまたご報告してまいります。